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お前も鬼にならないか? 自家塗装チャレンジ その1 

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やりません。
てか出来ないんです、下手過ぎて。

とはいえ。

ダイナでコケてタンクを凹ました際のショックは相当なものでした。
塗ってもらったナナデビさんに申し訳なさ過ぎてどうしたらいいのかわからなくなった位。
もう一回やってしまったら・・・おそらくもう心が持たない。

この際いっぺん自分でやれるだけやってみるのはどうだろう?
そんでダメなら金輪際自分で塗装はやらないって程の本気を出してみるのもいいんじゃないか?
そんなわけで自分で塗装してみることにしました。

ネットで塗装手順を検索するとまーザクザク出てきます。
色んな方法や段取りがあり、一体どれがいいのかわからなくなる程でしたが共通していることは

  • 下地はパテを盛って丁寧に仕上げる
  • サーフェーサーという塗装のノリを良くする密着材を吹いておく
  • 1度にドバっと塗らずに薄く3回くらいは重ね塗りをする
  • 上塗りのクリアで仕上げる
  • そして各工程間および最後には磨きを入れ、後半になるほど番手は上げる(細かくする)

なるほど。
したら生涯最後の塗装になるかもしれない今回の塗装、キッチリ段取り踏んでやったろうかい!


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訳も分からずとりあえずパテこねて盛ってみました。
用品店に売ってたソフト99のお得缶。
加減が分からず重量が倍になるほど盛ってみましたよw

ここで立てたり寝かしたりヘラの使い方ってのを少しは学べました。

以前アキラさんやオカノさんにパテを塗ってもらった時の手つき、ブライトさんのガレージを作った時のFTさんのコテの使い方なんかを自分でやりながら思い出しました。
あー、こういうことだったのかー! という気付きがあってなかなか楽しかったです。
いやもう仕上りはゴッテゴテでひどいもんですけどね。


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そっから塗ったパテの80%は削っちまったんじゃないかって位削りました。
ちゃんとアレですね。
事前にここが凹んでるからここに盛る、とかの見当付けとかないと際限がありませんな。
おかげでお得缶完全に使い切ってしまいましたよw

しかもコネ方が悪いせいで削ったそばから巣穴がボコボコ顔出しまして。
そいつを薄付けパテっていう一液のパテで埋め、乾いたら研いで研いでは盛っての繰り返し。

ただ塗装は下地が肝だってのは誰もが言ってたことですから。
かなり時間かけてやってみました。



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塗料及びサーフェーサーは有名なイサムエアーウレタンを使ってみました。
カー用品店に売ってるスプレーよりずっと高かったです。写真撮る手が震えるほどですヨw

しかしながら生涯最後の塗装になるかもしれない今回、やれるだけのことはやってみましょうよ。


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くじけそうなときはコレを見て気分をアゲます。
ダイナ同様、コレをタンクにどーんと貼ってファクトリー感を演出するのです。

バシ君製作、DSKさんの在庫分を譲り受けたタンクデカールです。
アガりますねー やったるぞ!


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端材でこんな台もこさえてね、サフ塗ってみましたよ。

このちょっと前、オイルクーラーガードの製作依頼に来て下さったナナデビさんに色々ご指導を頂きまして。
パテの研ぎ方やら段取りなど。やはり下地は重要との事でした。
またどんだけ頑張ってもプラサフ吹くとまたちょっとした凹みが表面化してきたりするそうです。
そしたらまたパテ盛って研いで、プラサフ吹いて隠して・・・という繰り返し作業が発生すると。

またまたナナデビ師匠。脅かさないで頂きたい。
ご存じの通り私、こう見えても精密板金屋の工場長でございます。
下地作りの時点で凸凹があればそんくらいわかりますがな。

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・・・おや?

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ホンマや!
プラサフ吹くと気が付かなかった凸凹が薄い陰影となって浮かび上がってくるのです。
またパテ盛って乾かします。


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そしたら研いでー洗ってー 何か所かやりましたよ。

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スイングアームはパテしませんでしたが他は全部やりました。
プラサフも全部塗りました。
なんだかんだでプラサフの缶は4本使いましたね。


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やっと塗装工程に仕掛かります。
まずは黒から。最初はガサっと


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塗り分けのマスキング。
そういやマスキングは前からマメにやるタイプでした。
仕事で磨きのステンに保護材貼ったりもするおかげで多少の修業が出来ているのかなと。


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スイングアームは全部黒。

あとはタンクの裏とか黒ですね。
タンクの裏面は見えなくなるし、後ほど表面塗装の際に吹き込んでしまうだろうし、
実際垂れてもまったくかまいやしませんのでスプレーが少なくなってプシュプシュ言い始めた奴で塗ったりしました。
どってことないことではあるんですが、そう言った段取りを先読み出来るようになったのは私なりの進化っちゃ進化なんじゃないでしょうか。


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ええそれはまったくもっておっしゃる通りなんですけどね。
ただ結構変わりましたよ私。
初めての工程ってこんなに学ぶことが多いんですねえ。

ここに来るまで長かったんです下地作業が。こんなに時間かけた覚えはありません。

あんだけ積み重ねてきたんだから大事に塗ろう。
焦らずに完成に向かってまた積み上げていこう。

普段やってる溶接と同じで、溶接作業に至るまでのカットや曲げなどの下準備が大事なんですね。
これはまあ他の事柄にも共通することなんでしょうけど。

塗装ったら今までバーッと塗ってポンと付けてたことを考えると、この心境の変化は大きいのです。

いやーやってよかった!
仕上り云々よりもそういったことを実感できたのがこの時点でとても嬉しかったのです。

(つづく)




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コメント

Re: タイトルなし

森山さんこんにちは。

知ってか知らずかパテは空研ぎです。
パテは240だか320番くらいまでしかやってないので空研ぎでよかろうと。

サフで800水研ぎ、塗装工程の途中で1000水、クリア後に2000水、だったかと。

タンクのパテって水研ぎしました?
ついこの前知った事なんですけど
水研ぎするとパテが水吸うので
鯖が出る、なので最近の主流は
空研ぎなんだそうです。

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プロフィール

工場長

Author:工場長
単車イジリが趣味のプライベーターです。
’97FXSTS→’01FXDXT→’07XL1200R
初めて4カム車に乗り換えました。
数年前からサーキットにハマり、レースとかやりだしてからは公道との割合が完全に逆転してしまいました(クローズド>公道)

ただしコンセプトは『通勤もツーリングもクローズドも全部できる遊び道具を作る』です。

仕事がレーザー加工や溶接を主とする板金屋ですので自分であれこれと弄ったり作ったりしつつ趣味を楽しんでおります。

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